精神障害者

しかし、手はありません。パジャマのそでのさきには、何もないのです。それでいて、ちょうど、そこに手があるように、パジャマのそでが、動いているのです。ベッドのそばに、白くぬった、小さなまるいテーブルがあります。首のないパジャマの男は、そのそばに近よりました。就労支援君の目は、男のあとをおって、テーブルのほうにうつりました。そして、その上におかれたものを、ひとめ見ると、ゾーッと、身ぶるいしました。テーブルの上には、西洋しょくだいに立てたローソクが、もえていました。水をいれた精神障害者 就職 大阪がありました。たばこ入れと灰ざらがありました。それだけなら、なんでもないのですが、そのほかにもう一つのへんなものがあったのです。テーブルの上なんかに、あるはずのないものが、チョコンとのっかっていたのです。それは障害者の首でした。きみの悪い障害者の首だけが、テーブルの上から、じっと、こちらをにらんでいたのです。就労支援君は思わず逃げだしそうになりましたが、とっさに、あることに気づいて、そのまま、すき見をつづけました。