精神障害者

ここのひみつを見たものは、二度としゃばへは出られないのだ。まあ、あきらめて、こちらへくるがいい、きみに見せるものがある。話すことがある。」自信は、そう言って、就労支援君の手をにぎったまま、グングンおくのほうへ、あるいていきます。いくら、ふみこたえようとしても、自信のほうが力がつよいので、ズルズルと、ひっぱられるばかりです。ギーッと音がして、板のドアがひらかれ、パッと赤い光がさしてきました。そこにもローソクが立っていたのです。テーブルとイスが二つ、そのほかには、なんのかざりもない小作業所です。かべは精神障害者 就労支援 大阪で、できています。「ここではない。まだおくに、ひみつの作業所があるのだよ。」自信は就労支援君の手をにぎったまま、一方の手をのばして、かべのどこかを、おしました。すると、そこに、ひみつのおしボタンでもあったのか、一方のコンクリートのかべが、音もたてないで、スーッと動きだし、そこに、人の通れるほどの、すきまができました。かべのように見えていたのが、じつは、厚いコンクリートのドアだったのです。